本日午後の本会議において、道路整備費財源特例法改正案が、衆議院での3分の2が使われ再可決されました。これは、道路特定財源が10年間延長され、総理が一般財源化するという方針と全く矛盾するもので、更に10年間で59兆円を道路特定財源に支出する内容にも、何一つ修正することなく強引に再可決したことには、到底理解することが出来ません!民主党は、道路特定財源の大半を地方の自主財源にして、地方の自主性を生かした地域活性化を図り、高速道路を除く道路整備の権限を地方に移し、地方整備局の都道府県への移管を進める改革案を提案致しました。本会議場では、菅代表代行が反対討論に立ちましたが、与党からの造反者も無く結果はご覧の通りとなりました。対立軸もこれではっきりし、本格論戦も加速度的に激化することでしょう。後は、絶大な世論の後押しを頂きながら、年内中に真が問われるよう、引き続きコツコツと真っ当な政治を行うのみです。