8:15民主党東京第2区総支部政調会。毎月恒例となりました政調会、今回は浅草医師会会長で国の社会保障国民会議の委員でもある野中博先生(写真、山本の後ろパソコン前の男性)をお招きし、後期高齢者医療制度と地域医療について、民主党としてではなく医師としての専門的な立場から、医療問題全般についてご講演を賜りました。現在、75歳以上の国民は約1,300万人、そして総医療費(約31兆円)の3分の1程度が老人医療費に掛かっている点や、約200万人の無保険者の問題等をどうするのかを指摘しつつ、野中先生の理念である地域医療の重要性を訴えておりました。国民皆保険で世界一の長寿国となったものの、医療費の国庫負担は米国の10分の1程度ですとか、日本の医療もまだまだ研究課題があるようです。新制度は、その枠の中で自己責任の下において適応しなくてはなりませんが、今後は制度と併用しつつ介護や地域医療機関との連携が重要となり、また医師会では、かかりつけ医を制度として捉えるのではなく、きちんと相談ができる医師を機能として捉えていくことが大切であるとしております。文京区では今後、地域の医療機関を始め各警察署管内単位にある、4つの地域包括支援センターがその連携を果たす意味で、更に充実したセンターにする必要があるのではないかと感じさせられました。15:00文京九中副校長との面談。16:00客先訪問。