今週の火曜日の教育委員会で報告のあった区立小・中学校の将来ビジョンについて議会に報告があり、本日の文教委員会で審議がなされました。前回のブログに統合や改築となる学校を掲載させて頂きましたので、今回は中心的議論にもなった新しい学校の中身についてご報告致します。1、学力向上の取組みとして、比較的規模の大きな小学校の高学年における教科担任制の導入と、比較的規模の小さな小学校における複数担任制の導入。中学校においては、英検・数検・漢検等各種検定への取組みを強化する学校や、自然科学、情報科学、国際教育に力を入れる学校と様々な特色をもたせる。教員においては区内の大学教員と連携した教員育成体制を強化する。2、障害児に対する特別支援教育への取組みとして、心身障害学級の充実と教育と福祉が一体化した施設を整備する。3、幼・小・中や中・高一貫教育への取組み。について質疑が交わされました。今回発表された学校の適正配置はあくまでも「手段」で、本質は新しい学校をつくるための「目的」が何なのかということだと思います。本日の委員会ではそんな中身についての議論が中心となりましたが、今後は更に木目細かい審議が行われると思います。