10:00決算審査特別委員会(3日目):今日の審査は、歳入の部分です。今年度(平成26年度)の歳入済額は、全部で824億5,714万4,362円となり、その根幹を成す特別区税が約301億円で、その他、19の款別から構成されています。主なものとしては、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、分担金及び負担金:保育園や育成室の負担金等、使用料及び手数料:区有施設の利用料等、などがあります。特別区税の次に大きな比重を占めるのが特別区交付金約187億円です。これは、23区特有の交付金で、23区内における固定資産税・市町村民税法人分・特別土地保有税の3税およそ1兆円が、東京都45%と23区55%で分けられ、その23区分が更に一定の算定方式によって、各区に配分されるお金です。立地が良く財政が豊かな文京区の取り分は、どちらかと言えば少なく他区に貢献している状況と言えます。因みに、千代田区と渋谷区は、この交付金を受け取ることが出来ないほど財政状況が豊かになっています。今日は、一括で、そうした歳入に関する質疑が交わされました。