10:00少子高齢社会対策調査特別委員会:議会は、本日も特別委員会が開かれ、少子高齢社会対策と地域振興・まちづくりの特別委員会が、区議会第一・第二委員会室にて並行開催されました。私は、少子・高齢社会特別委員会に委員として出席致しました。今回は、読売新聞東京本社編集局社会保障部次長で厚労省の社会保障審議会の委員でもある榊原智子氏をお招きし、人口減少時代に求められる子育て支援についてご講演を賜りました。社会保障制度審議委員でもある榊原氏は、時の政権に関係なく社会保障について議論をする会議体が(民主党政権時代)設置され、また年金・医療・介護、そして4番目に「子育て」が社会保障の柱に加えられたことを先ず評価しつつ話の本題に入りました。消費税5%増に関しては、4つ目の社会保障経費として「子育て支援」が加わることとなりますが、まだまだ恒久的な財源になるか不明確な点を指摘されておりました。そして、世界各国との比較について、子どもへの投資を対GDP費で比較すると、イギリス(3,83%)、スウェーデン(3,76%)、フランス(3,20%)と比べ、日本は0,96%となり、社会保障給付費の高齢者構成比では、イギリス、フランス、スウェーデンが30%前後に対し、日本は46,7%と第一位となっております。また、合計特殊出生率も3カ国は2,0前後に対し日本は1,39であります。更に深刻なのは、出生数は100万人を切る状況なのです。榊原氏は、国は漸く児童福祉が救貧対策から、全ての子どもを対象とした普遍的な対策を講じる考え方になっとことに、大きな期待を寄せているとのことです。また、フィンランドでは、妊産期から小学校に入るまで親子が様々な検診や支援を無料で受けられる「ネウボラ」という出産育児相談所が自治体で運営されていて、専属の保健師さんが小学校まで変わることなく配置されるそうです。文京区版ネウボラも提案されました。何れにしても、子どもに掛ける予算と社会全体で支える仕組みなど先進国事例を見習い早急に講じなくてはならないのだと、改めて認識させられました。後日議事録を読んで、もう一度勉強したいと存じます。
19:00UAゼンセン西北部ブロックボーリング大会:UAゼンセン西北部ブロック主催のボーリング大会に組織内議員として出席させて頂きました。場所は東京ドームでしたので時間にも間に合い助かりました。