14:00日本アイソトープ協会見学会:(社)大和郷会が主催する、日本アイソトープ見学会に参加させて頂きました。私にとっては2回目の見学となりますが、今回は大和郷会(町会)として40人弱と大勢の会員の皆様とお邪魔させて頂きました。ここは、日本のアイソトープ発祥の地でもあり、理化学研究所の仁科芳雄博士が国内で最初のサイクロトンを設置し、原子核に関するあらゆる研究が行われました。写真のメイン建屋は、大正8年に三菱造船の研究所として建てられたもので、後に理研へ寄贈され現在に至っておりま
す。当研究所は、外国から入る全てのアイソトープの検査を行ったり、第一種放射線取扱主任者の講習を行う場所でもあります。今日は、大和郷会の副理事長さんと協会の役員の方が慶応の同窓生と言う縁もあって、丁寧にゆっくりと見学及び学習をさせて頂きました。東京大空襲の時に、ここだけは爆弾が落とされなかったのは、このアイソトープの研究技術を残す為だったとの神話が今でも語り継がれております。2枚目の写真は、仁科博士の研究室です。