本日、教育委員会より「文京区立小・中学校将来ビジョン」の冊子が届きました。区内の関係団体(町会・学校・PTA・青少年等)を始め、公募委員、学識経験者、そして行政から組織された61名の委員で構成される文京区立小・中学校将来ビジョン策定検討協議会が、平成19年10月の第1回会合からこの間まで、幾度となく会合を重ね、一先ず検討結果がまとまり報告書が出来上がったものです。特に注目をされていた学校規模については、小学校では当面現行の
20校体制を堅持した上で、学校規模の平準化を目指し、複数学級の確保に向けた対策を進めることとなりました。また、中学校については1校あたり300人程度(1学年3学級以上)として
7校規模を目指すこととなりました。適正規模に向けては、平成21年度から3年間経った後に、現在の状況から変化が見られない場合、区内全域において統合の検討に入ることとなりました。文京区の年少人口(0~14歳)は、平成10年17,730人から平成20年には19,387人と微増しており、今後もこの傾向は続くものと判断した中での検討結果となっております。その他、学力向上の取組や特別支援について、地域との連携など総合的な見地から検討会が進められました。今後は、この報告書を叩き台に、議会でも熱心な議論が行われることとなります。